こんにちは、オトナ帝国です。
先日、『Forspoken(フォースポークン)』の発売前期待の記事を書いてきまして、ある程度やりこんでストーリークリアまで行きましたので、感想とDLCへの期待もコメントしていきたいと思います!
購入を検討している方の参考になれば幸いです。
※本内容は一部ネタバレを含んでおります。ご注意ください。
結論、僕はこのゲーム好きです、世間は厳しい目で見ているけれど、僕は好きです。
気になるところはいくつかありますが、気になるところがないゲームなんてないです。
『Forspoken(フォースポークン)』は世間の期待値があまりにも高かった、それ故に反動が来ているだけだと思っています。
また、下記では2023年おすすめゲーム一覧を随時更新中!!ですので、あわせて参考にしていただければ幸いです~
もともと期待されていたパルクールでの移動に関しては、遊んでみてもやはり面白いと感じさせてくれる内容になっていました!
走ったりジャンプしたり岩から岩へ飛び移ったり、本当に移動が楽しいゲームになっていて、障壁を乗り越えやすくスムーズな移動は目的地への到着時間の短さにつながってましたね。
『Forspoken(フォースポークン)』では、マップの各地に主人公「フレイ」を強化するポイントがあるのですが、そこに向かっていくのが本当にわくわく感・その移動だけで中毒性がある、のはこのゲームの大きな魅力になってます。
また、その道中に素材が落ちているを自動取得設定できるなど(通常は操作が必要だが設定で省略可能)、宝箱を開けるためのパズル紐解きなども飽きたら省略できるなど、移動を純粋に楽しむための多くの設定項目が用意されていることも非常によかったです。
また移動という意味では、オープンワールドに必須のファストトラベルの移動もめちゃくちゃ早くて(体感1秒ぐらい)、ファストトラベル中にトイレに行ったりとか、ができないぐらいに早いww
とにかく移動がここまでシームレスなのは、今までのオープンワールドゲームとは一味違うな、と感じました!
ここはすこしもったいないな、と感じたのですが、このゲームの中で移動系のミッションが少ないんですよね。。。
う~んもったいない・・!
もちろん、荒廃した世界が舞台になっているので、探索先に街がなく出会える人もいないので、、、
移動が楽しいのですが、移動先に期待感を持てないのが少し・・寂しいですね。
例えば、A地点でフラグを立てた人がB地点にもいて、その人のイベントを進めるとストーリーが変わる、みたいな要素があったりとか、
探索先で困った人の代わりに何かをしてあげると、ゲーム内で使えるアイテムをもらえるとか、あるといいな、と思いました。
オープンワールドでは移動先でどんなイベントが起きるのか、を少し期待しながら、進むわけですが、とにかく出会うものと言えば雑魚敵、あるいはちょっとした地下迷宮ダンジョンになっているので、ここは少し残念なポイントでした。
またエリアの見た目が荒廃した自然界隈にしかなっていなくて、エリアの特徴、雪山とか砂漠とか、、色々あるとそれももう少し欲しいな~と思いました。
魔法を使ったアクションバトルはかなり爽快感があって面白かったですね。
初期の魔法から、火の魔法、水の魔法、雷の魔法と使い分けながら、多くの敵を一瞬で葬たり、パルクールをはさみながら敵の攻撃をかわしていくアクションはかなり面白かったです。
それこそ戦国無双のような爽快感を味わうことができますし、相手の弱点魔法を探して、弱点攻撃を中心に攻撃しつつも、いくつか自動攻撃するタレット系や分身系の魔法もあるので、それを駆使していく面白さはありました。
道中の雑魚敵の一掃の爽快感も、ボス戦との1VS1も戦略性もすごくやりごたえがありました。
また雑魚敵と途中で出てくるボスとの戦闘も多くの設定で難易度を変えることが可能なので、本当に自由なスタイルで戦えるので、これもよいな、と感じました。
ただ、、、魔法が弱い序盤の戦闘は退屈になりがちでしたね・・
初期のときに相手を倒すのに多くの時間を要するので、そこは飽きてしまうポイントになってそうでした。
RPGでは、序盤の敵と後半の敵との対戦バランスはやはり難しいところですよね・・・
もちろん難易度を初期から中盤終盤と変更することで、対策できるのですが、ゲームの難易度を途中途中変えて遊ぶということがそもそも好きではない筆者からすると少し、、残念さを感じました。
今作、ストーリーの大枠は悪くない、いやむしろ面白いまであります。
ニューヨークの少女が魔法異世界アーシアに転生するだけでも面白いですが、特に
・なぜ主人公「フレイ」はアーシアに来ることになったのか
・カフ(腕輪)とはどんな関係なのか
・アーシアを統治していたタンタとの関係
を中心としたストーリーは、特に後半大きな動きがあり、かなりワクワクさせられるストーリーになってました。
中盤以降のゲームモチベーションにはストーリーの続きが気になる!というところが大きな要因の一つになっており、よくできているな~と思わされました。
ただ、周りのキャラクターがですね、アーシア世界の住民たちが感情移入しにくいんですよね。
「みんな大変なの、だからあなたが助けないのはおかしい」という同調主義的な論調で主人公をまくしたてるのですが・・・・「う~ん」となってしまい、
ストーリーは気になるけど、アーシア世界を救いたいという気持ちは少なくなっていく、、、という気持ちよくゲームを進めにくくなる状態に陥ります・・
これが主人公が感じる困惑ではなく、プレイヤーがメタ的に感じる困惑となっているので、、、ちょっと感情の処理が難しくなってしまうところです。
さて、ここまで今作の話をしてきましたが、ここからはDLCについてです。
既に今作にはDLCがあることが決まっています。
FORSPOKEN:In Tanta We Trust(ストーリーDLC) ※2023年夏配信予定
これはおそらら実施されるはずです。
「おそらく」というのも、『Forspoken(フォースポークン)』開発チームのLuminous Productionsは『ファイナルファンタジーXV』開発を担ったメンバーが中心であり、『ファイナルファンタジーXV』では過去にDLCの開発が中止になった経緯もあるからです。
今作の個人的な評価はさておき、世間の評価が厳しいこともあるので、、、DLCがどうなるのかは少し心配ですが、、個人的には発売されるといいなと思っております。
ここからはさらにネタバレを含みます。
まずは物語中には「母」の存在はありますが、「父」の存在は名前「アル」が語られているだけになっています。
そういう意味でここは深堀があってもいいのかな、と感じています。
また、「カフ」との関係も変な着地をした感じがしております。「カフ」は主人公「フレイ」を利用して力をつけて、最終決戦で「フレイ」に敗れ、また「フレイ」の元に戻りますが・・・
「う~~~~ん、どうして????」って感じもします。
元々は敵だったけど、一緒にいる間に味方精神が湧いてきたのかな・・
そういう意味では、「カフ」が元々いた「レディッグ」と「アーシア」の戦争の流れ、はどうなっているのか。
また「ニューヨークの人々」との関係も気になりますね。
特に「ホーマー」は「フレイ」が大事にしていた猫ですが、どこにも出てきません。。
この辺りはかなり気になるところです。
一方で、この「アーシア」の世界を別視点で描く、みたいな発想も面白いかもしれないです。
「ブレイク」と呼ばれる瘴気が来る前の世界、北直後の世界などなど、「フレイ」より前の世界の物語、ないしはブレイク消失後の世界などは面白そうな気がします。
非常に前評判が高かった『Forspoken(フォースポークン)』。
ネット上での評価はいまいちなことが多く書かれてしまっていますが、、、「ストーリー性」「アクション」「パルクール移動」などなど多くのいいポイントがきっちり表現されていないことが多く、、、「序盤の退屈さ」をトリガーに悪い部分が目立ってしまっているだけなような気がします。
それだけ期待値が高かったのかもしれませんが、素材は間違いなく一線級のゲームだったと思います。
と個人の見解ですが、賛否両論はあると思いますが、ぜひ遊んでみてはいかがでしょうか~
また、下記では2023年おすすめゲーム一覧を随時更新中!!ですので、あわせて参考にしていただければ幸いです~
それでは★
オトナ帝国では、昔のゲームなどの懐かしい体験ができる秘密基地を運営中。
浅草葦拠点では現在セールを実施しています。お部屋の詳細だけでも見てください~